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航空工場検査員国家試験問題

第5問

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第5問

材料の特性評価に関する次の(1)~(5)の記述について、正しいものには○印を、間違っているものには×印を記入しなさい。


(1)硬さ試験において注意しなければならないことは、荷重の負荷速度が過大な場合に硬さが高く出る傾向があることである。

(2)樹脂系複合材料の成形硬化材の特性評価項目には、繊維体積含有率、ボイド体積含有率、ガラス転移点などがある。

(3)磁粉探傷検査は、強磁性体の表面及び表面近傍に存在する割れ、気孔などの欠陥を検出する方法である。磁粉は大別すると乾式用磁粉と湿式用磁粉に分類され、乾式用はそのままで散布させて用いる磁粉である。

(4)放射線透過検査では、材料の内部に空隙のような傷がある場合、傷のない部分に比べ弱い放射線がフィルムに到達し、周りよりも黒く写る。

(5)引張試験において、試験片の元の断面積を S0とし、破断後最も伸びた部分の断面積を S とすると、φ={(S0-S)/S0}×100(%)を塑性伸びという。
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